“循環型都市”を実現するプロジェクト Recapture
Project Management, Art Direction

3Dプリンターで作る、“循環型都市”

Photograph : Eichi Tano Design : Yurika Omoto

「Recapture」は、酢酸セルロースをはじめとした⽣分解性バイオマス素材や有機廃棄物などを3Dプリンターによって加⼯・再利⽤し、 循環型の都市づくりを⽬指すプロジェクトです。 NODは、企画 / プロデュースを担当しました。

近年、社会課題の解決と経済合理性の両方を兼ね備える、CSVに注目が集まっています。

本プロジェクトで目指すのは、素材の面から都市をアップデートすることで、地球環境への配慮と豊かな暮らしを両立させることです。

「Recapture」は「捉え直す」という意味を持っています。⼈間と⾃然の関係、素材の持つ可能性、都市のあり⽅ など、様々なものを捉え直すことを通じて、未来を創造するという思いを込めて名付けました。

酢酸セルロースで作る、土に還る家具

酢酸セルロース家具
Photograph : Eichi Tano / Kei Fujiwara

「Recapture」プロジェクトの第一弾では、生分解性素材の酢酸セルロースを用いて、土に埋めると腐り、自然に還る家具を作成しました。

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Design : Yurika Omoto
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Photograph : Eichi Tano / Kei Fujiwara
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Photograph : Eichi Tano / Kei Fujiwara
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Photograph : Eichi Tano / Kei Fujiwara

都市の課題を、要素から捉え直す

酢酸セルロースによる家具は、あくまでプロジェクトの始まりです。車や船などのモビリティ、住宅やカフェ、商業施設などの建築物、橋やトンネルなどの建造物まで、都市を構成する要素を3Dプリンターと再利⽤可能素材を使って構築していきます。

都市全体を再利⽤可能な素材で作るだけでなく、3Dプリンター⾃体も⾃然エネルギーを動⼒源とすることで、持続可能な循環型社会を実現します。 また、誰もがプロシューマー(※)となれる可能性をひらき、⼈々のクリエイティビティも循環する社会を⽬指します。


※ プロシューマー:「プロシューマー」とは「プロデューサー(⽣産者)」と 「コンシューマー(消費者)」を⼀体化させた⾔葉で、「つくる側・提供する側にも関わる消費者」を指す。 

Photograph : Eichi Tano / Kei Fujiwara

クレジット

企画 / プロデュース:溝端友輔 / イノウマサヒロ / 遠藤理音(株式会社NOD)
3Dプリント / 製造プロセス構築:濵﨑トキ / 重田千明(株式会社Boolean)
素材開発 :山崎 周一(株式会社ネクアス)
設計:浜田晶則 / 飯野ソフィア / ホウ ヤニン(株式会社浜田晶則建築設計事務所)
機材提供 / 技術サポート:柚山精一 / 脇本智正(エス.ラボ株式会社)
3DP造形データ作成支援:三田地博史(株式会社YOKOITO 新工芸舎 )
Photograph:田野英知 / 藤原慶
Design:大本友里加